2014-01-01から1年間の記事一覧
身内の借金3千万を背負わされた男が、3億の宝くじを大あてするもちろん、借金はちゃら。これからは、欲しい物は何でも買えるよ!人生をやり直せるよ!それにNO!を突きつける、別居中の妻。お金と幸せの関係を問いかけ続ける、読みやすい哲学書のような本…
いつかティファニーで朝食を、のマキヒロチさんの新刊この作者の作品、たぶん全部読んでるけど、どれもおもしろい出張ぼっちめし、はティファニーで…に近いおもしろさ新しい出張グルメマンガ。、創太郎の出張ぼっちめし 1 (BUNCH COMICS)夫の遺言は、これま…
最近、気になっている高城剛さん20年後には、どんな世界になってるんだろうか医療は進歩していて、DNA検査からいろんな病気が予測できて、予防医療に力を入れるようになり、さらに寿命が延びるよねとか高い能力のヒトの遺伝子、DNAが売買されて、人工授精に…
タイトルの意味はわかりませんが、おもしろい話でした不倫する女性と不倫された女性とのそれぞれの幸せを描いていて、ドロドロしそうなのに、そうならないところが、よかった出てくる人みんな幸せになりそうな前向きさかいいリアルではないけれど。ただ、出…
井形慶子さんは、ミスターパートナーというインテリア雑誌の社長さんであり、イギリスでの生活感をベースにライフスタイルや旅、不動産投資をテーマにたっくさん著書を執筆されています中でも、3つに分けて…は、なかなか感銘受けた内容仕事だけだと思うと、…
課長島耕作の作者の、セカンドライフ論。60歳定年までに地域に馴染んでおくとか、そのためには50くらいから準備が、必要とか、年金に加入していれば、8割の老後資金は安泰であるとか、目新しい意見はないかもしれませんが、自身も、パナソニック社員か…
水のかたち、が小商いをはじめる50代の女性を主役にした物語なら、これは、30代のこれからの男性に目を向けた、小商いのおはなし。働くこと、修行、人とのつながり、時間をかけるということ、が丁寧に描かれています舞台は京都で、但馬、山陰など西日本…
テーマは人工授精しかも精子は、父親のものではなく、バンクからもらうもので、そのバンクには、学歴や才能や容姿や、のプロフィールがついていて、自由に選択できるつまり、未婚の母も産めるという、とんでもなく自由な選択肢を選んだ夫婦と、その間にでき…
以前、NHKで原田知世主演でドラマになり、近々宮沢りえ主演で映画になる、原作。正直、ドラマは全く共感できませんでしたが、小説は、緻密に構成されており、おカネへの執着、借金に対する麻痺、おカネを貸すということ、その自己犠牲と優越、買い物依存、詳…
井上荒野さんといえばどろどろの男女関係というイメージですが、この作品は、還暦前後の女性三人が、おばんざい屋さんで働いていて、私生活も少しずつ共有していく話。なかなか好きな設定でも、女主人は、10年前に、共同経営者の女性に、旦那さんをとられ…
蛭子さんのエッセイ気楽な内容であろうと、気安く読んでみたのですが、すっごくおもしろくって、一気に読んでしまいました友達がいない私には、とっても共感できる内容で、自分を強く肯定してもらえましたもっともっと気楽に自由に!ひとりぼっちを笑うな (…
いろとりどりの宝石をタイトルにした、短編集です一部、登場人物が重なったりもします最後の、ムーンストーンとサファイアの話にやられました内向的な女性の変身ぶりが、気持ちいい人生は、そんなにひとつの衝撃的な出来事だけで決定付けられるわけじゃない…
前から読みたかった小説を、やっと図書館で見つけてエクラという女性誌連載小説ですエクラが、40〜50代がターゲットなので、主人公も50歳女性。主婦が古陶器の願力を見出されて、いろんな人の好意(一目惚れ、なんていう奇跡的なものまで)に支えられて、古…
短編集です連作ではありませんが、微妙に重なり合う話もあります悪事は、本人を乗り越えて、いろんな人を蝕んでいく、ということが繰り返し語られていきますこわいというか、くらいというか、気味わるいというかでも、なんだか身近にありそうで、ぞっとする…
いま、女性を書かせたら、この人が外れなくおもしろい嘆きの美女は、NHKで、森三中の黒沢が、引きこもりのデブ女からの輝きをえがく役がハマり役で話題になりましたが、他にもドラマ化したら絶対おもしろい作品に満ちあふれてますドラマ好きの私としては、ぜ…
いつかティファニーで朝食を、のマキヒロチさんの短編集読みやすくて、心和む作品が多い食べものがからむ話はどれも秀逸サヨナラフラグ (フィールコミックス) (Feelコミックス)作者: マキヒロチ出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2014/01/08メディア: コミック…
小川洋子さんの、過去いちばん、身近な話エッセイ。大学生の時に学生寮に入っていた話や、デートで失望した話、お勤めしている時に、みんなで悪口言い合って、最後は「いろんな人がいるよね」で終わった話、犬との時間や想いなど、すごく身近に共感に満ちあ…
私の名前は高城 剛。住所不定、職業不明。沢尻エリカの夫ということしか、よく知らなかったハイパーメディアクリエイターって…でも、この本を読むと、ただただ自由な人だなあとわかり、好感持ちます不安を持たずに、自由に生きることをためらわないもちろん…
同世代のご夫婦が、田舎でパン屋をしている、震災後に移住もしているそれだけでも十分に興味深いのですが、この本は、もっと深かったパン屋になるまでのことパン屋を開業してから、天然酵母パンにこだわり続けたことの中に、マルクスやミヒャエルエンデを引…
湊かなえさんおもしろいですこの人のお話は、映像化すると途端に色褪せがちだけれど、本はいい!母親への想い、娘への想い、絶妙なストーリー展開。こわくてこわくて一気に読んでしまいます世の女性は、二種類しかいない母親か娘だとわたしは明らか娘だなあ
関西の私には、新宿という町の位置づけはわかりませぬが、梅田なのかな、と。飲食店をしたい人が一度は読んでしまう本かなあ経営者の本が上で、副経営者の本が下上は男性、下は女性両方読むとおもしろい
光野桃さんの、若くて何でも似合う年齢を過ぎた女性たちへの悩ましいファッションへのアドバイスまず自分をどう見せたいか、どう見せるのが心地よいのか、そこからワードローブを見直していきましょうという。加齢を厭わず、年相応の魅力ってどこにあるのか…
イチローのいた当時のオリックストレーナーになり、マリナーズのトレーナーに転身した森本さんから見た、イチローが毎日のルーティンをどれだけ大事にしているか、十分な準備があるから、失敗を気にせず、普段どおりに大舞台にたてること、そもそも野球が失…
現在、東京都知事選に、立候補されている家入さんの書籍。決してエリートではなく、結局は、高校中退なんだけど、でも、引きこもりしても、学校出てなくても、全然やり直せるよという、ものすごい強いメッセージがありますこれからは、人とは違う経験が強みに…
直木賞受賞会見をテレビで見まして、相当の変人ぶりに、あらためて好感持ちました読んで大変面白かったのは、この二冊終業式は小説、みんなどうして、はエッセイ。どちらも面白いです最新作も読んでみたい
ホンマでっかTVによく出演されてる牛窪さんの著書挿絵は桜沢エリカさんバブルな組み合わせお姉さまがた、と見上げていた私たち世代が読んでも面白い内容平凡な主婦を忌み嫌う感じ、バカにしつつもそういうモチベーションが、女性を華やかにしてるのも事実
美しい装丁に、絵になる人物設定、おしゃれで、でもどこか、退廃的、厭世的な雰囲気が大好きな作家、江國さん今度の舞台は、老人ホーム、しかも50代で入所した女性。昔に家族を捨て、行き場を失ったようで、でも、とても自由に奔放に生きている様子が、爽快…