ご本の虫

読んだ本、マンガ、見たドラマ、映画の記録

2015-01-01から1年間の記事一覧

千早 茜 森の家

最近、読みふけっている千早茜物語を描く力がすごい自分のことを書かれているような、圧倒的共感身内の息苦しさと、他人との距離感田んぼにはまって抜けなくなった感覚から追いかけて思いきりコケる痛みまで、感覚が近くに感じすぎるいきなり出て行く男の人…

青山 七恵 すみれ

初青山七恵装丁にひかれて、読み始めたのですが、中身もなかなかすてきな物語でした15歳から16歳の女の子が主人公両親の友人の女の人が居候はじめて…子供から大人へ成長する主人公の、幼なさから、大人への気づき壊れかけた大人と、偏った個性ちょっと後…

村上春樹 職業としての小説家

高校生から村上春樹ファン全作読んで、持っています小説家として、小説をどう書いてきたかというか、村上春樹さんの生きざまが、とつとつと、丁寧に語られています自分の井戸におりていく、という表現は、作品に通じるものがありますが、自己表現の原点を教…

逃げるは恥だが役に立つ

Kissで連載中のマンガ女性向けですが、仕事、結婚、ライフスタイル、がテーマなので、そのテーマで悩んでいる人なら、誰でもおもしろく読めそう主人公は、20代後半で、大学院を出て臨床心理士の資格までもっているのに、就職活動に失敗。第二の人生を田舎…

ベッカライビオブロートのパン

地元のパン職人さんが書いた本。自分と同年代の関西の男性。ビオブロートは、オーガニックなドイツパン専門の芦屋のパン屋さんで、今や、芦屋の代表的なお店のひとつですが、実家がパン屋でもなく、パン職人になろうと決めてから、会社をやめて、ドイツにマ…

影武者徳川家康

影武者徳川家康マンガですジャンプに掲載されていたらしいけど、ジャンプ世代よりは、もっと大人向けの作品のためか、途中で打ち切りになって、島左近を主人公にした作品として、再開したらしい。徳川家康が、実は関ヶ原の戦いの最中に戦死し、影武者がかわ…