ご本の虫

読んだ本、マンガ、見たドラマ、映画の記録

2013-01-01から1年間の記事一覧

深夜0時にこんばんは

一度ふられた人をあきらめられなくて、連絡をとり続けてしまうイラストレーターの女性、自分にだけ輝いて見える女の子に片思い中の中学生、音楽をあきらめて主婦になって、なんかやりきれない思いを抱いている主婦、の3人が、深夜のラジオ番組をはさんで、…

東と西1 

大好きな栗田有起さんの作品が入っているので、図書館で借りました 読んだことなかったのですが、西加奈子さんの「猿に会う」が、思いのほかよかった 独身ニート(?)20代後半の女子3人組の話。 女子3人組って、女性なら誰しも経験ありますよね 何と言…

ケチケチ贅沢主義

人気ブログの書籍化らしいです プロフィールに若干の共通点があったので、購入してみました。 「家にいてお気に入りの本とチョコ1箱があればいい。それが最高の休暇」 このフレーズに心惹かれる人なら、読む価値あるかと。 何となく過ごしていると、お金は…

石田千 役たたず、

だいじなことは、役に立たない。そして、一見役にたっているものも、ひと皮むけば役立たず。役に立つことばかりしていると、暮らしも人も痩せていく。 という見出しにひかれて購入。 佐々木美穂さんのイラストも、中身に相まって、いい感じ。 この古風だけど…

隈研吾 無印良品の家

無印良品の家「窓の家」の設計のベースがこの方だとと聞いて、読んでみました。 日本人はどう住まうべきか? 日本人はどう生きていくべきか? 最近(震災後)、よく語られるテーマですが、 答えはない。 ただ、リスクはさけられないものだし、 日本人の美点…

くさる家に住む。共生

深沢環境共生住宅、大森ロッジ(長屋)など、聞いたことのある共生住宅から、セルフビルド住宅やコレクティブハウスまで、10の住宅の紹介。 つながって生きようとする人たちと、自立しようとする人たちと、方向性は違うながらも、自分がどんな暮らしを求め…

おんなのいえ 大阪の女

モーニングツーに連載されていた「おはようおかえり」の鳥飼茜さんということで買ってみました 大阪の女29歳が、東京でイラストレーターを目指していたけどあきらめて、3年間同棲していて結婚しようと思っていた男にふられて、からのスタート。 大阪女の…

シンプルイズベスト 無印良品の家

30代後半の私にとって、無印良品は、どストライクのスタイル 何か欲しいものがあるとき、とりあえず、無印良品に行けば、もうこれこれ、こういうのが欲しかったの、的な存在。 その無印良品が、最近は住宅市場にも進出しているらしい。 この本は、その無印…

よしもとばなな 新刊

よしもとばななさんの新刊が出ていたのでさっそく買いました 心が疲れているとき、確実に癒される作家です いろんな「さきちゃん」が出てくる、という連作 といってもまだ最初の1作しか読んでいませんが、好きなおはなし。 続きは週末に。 カバーの「ほしよ…

大人の2人暮らし

1冊目は、建築家と建てた夫婦2人の家を建てるまでのいきさつを書いた本。 2冊目は、セカンドハウスとして京都の町屋をリノベーションしたときの本。 読んでいるだけで、追体験できて、自分も家を建てたり、セカンドハウスを持ったりしている気分になれま…

リノベーション不動産投資 

香川県出身の元主婦「うっちゃん」さんが、自宅の売却をきっかけに、不動産投資にめざめて成功させたサクセスストーリーです。 わたしも不動産大好きなので、なんかわたしも出来そうだなあと思えてしまう、地に足ついた感じのビジネスがいいです。 人がもう…

おはようおかえり

これもまた、男性目線のマンガではありますが、モーニングツーという月刊誌に連載されていて、ついこの間、最終回をむかえたばかり このモーニングツー、渡辺ペコさんの「にこたま」といい、女性が読んでも楽しめる男性漫画誌です この「おはようおかえり」…

うどんの女

35歳バツイチ女性が、学食のうどんのおばちゃんで働いている それで、その学校っていうのが、美術系大学で、お金がなくて、うどんばっかり食べてる男子学生のことが気になって、男子学生のほうも、学食のおばちゃんにしては、美しくって、なぜかネギ大盛り…

小川洋子の偏愛短編箱

小川洋子さんは、大学生の時に初めて読んだ「妊娠カレンダー」以来のファン。 とりあえず、すべて読んでいますが、この本は、小川洋子さんが選んだ昭和文学の短編集。 谷崎潤一郎から尾崎翠、向田邦子、宮本輝まで こんな作品聞いたことないなあっていう、「…

やってて楽しいことに人生の時間を使うべき

最近知って、更新を楽しみにしている「ちきりんの日記」 今日の更新ですすめられていた本。 なぜかアマゾンで品切れ状態 キンドル版を購入しました やればできることをやるんじゃなくて、やってて楽しいことに人生の時間を使うべき。 これはちきりんさんの紹…

もうすぐ40代の自分のために、「40歳のためのこれから術」

暮らしの手帖(大好きな季刊誌)の編集長が著者 たぶん40代半ばくらいなのかなあ きっと私なんかが想像できないくらい多忙な人でしょうに、きちんと自分の生活を大事にされているところが、その意志の強さに感服。 最近、お風呂で、お風呂上がりに髪を乾か…

ジンジャーエール

幻冬舎の文芸誌、ジンジャーエールの最新号が出ていたので購入。 湊かなえの「山女日記」と大島真寿美の「ワンナイト」をいつも読んでいる。 益田ミリの「女といういきもの」も楽しい。 このジンジャーエール、ネット版もあって、これも、チェックしています…

夜行観覧車

原作は、湊かなえ。 いま、鈴木京香さん主演で、ドラマやってます。 みんなが羨む高級住宅街、憧れのひばりが丘に住みたいために、ちょっと無理をして、何とか手の届くこじんまりした家を建てた、庶民的な家族の母親と、すごく恵まれているのに、自分の子供…

吉本ばなな

学生時代、一世風靡をした「キッチン」以来、とりあえず、全作読んでいる感じ。 たしか、つらい色恋をしていた時に、読んで、心に染みました。 主人公も、ひどい状況から立ち直っていく筋書きの話。 意外と、その時に読んだきり、読んでいないけれども、ひど…

女刑事音道貴子シリーズ

刑事もののシリーズ。 白い牙→鎖→風の墓碑銘→の間に、短編集の「嗤う闇」、「花散る頃の殺人」、「未練」という位置づけ。 女性刑事バツイチ30代が主人公。 刑事ものは好きでよく読みますが、この刑事ものは、あまり奇をてらったところもなく、地味ですが…

洋裁ができるってうらやましい(繕い裁つ人)

手に職があるっていいなあ 自分の好きなことを貫けるっていいなあ 洋裁店って女子のあこがれだよなあ

NHKドラマ「ビターシュガー」

1年くらい前に、NHKドラマになった「ビターシュガー」の原作です。 NHKドラマは、かつて「八日目の蝉」「セカンドバージン」「下流の宴」「四十九日のレシピ」などなど、原作ともどもハイクオリティな作品が多いのですが、これも、そのひとつです。 アラフ…

おひとりさまの老後(55㎡の暮らし替え)

一軒家を、75歳を過ぎてのリフォーム。 と言っても、単なるシルバー仕様にされたわけではなく、とても美意識の高い仕上がりで、こんな年の取り方がしたいとただただ憧れさせられる、とても素敵な本です。 必要なところは存分に、不要なものはばっさりと切…

はじめに(カソウスキの行方、八朔の雪)

読んだ本、マンガ、観たドラマ、映画。 いつ、どんな想いだったんだろう、の記録。 1日、車両待機の仕事で、2冊を読破。 津村記久子さんの短編3作。 津村さんの小説はほとんど読んでいます。 カソウスキは仮想好き。 職場に好きな人がいるという状況を意…