ご本の虫

読んだ本、マンガ、見たドラマ、映画の記録

女刑事音道貴子シリーズ

凍える牙 (新潮文庫)鎖〈上〉 (新潮文庫)鎖〈下〉 (新潮文庫)

風の墓碑銘(エピタフ)〈上〉―女刑事 音道貴子 (新潮文庫)風の墓碑銘(エピタフ)〈下〉―女刑事 音道貴子 (新潮文庫)
嗤う闇―女刑事音道貴子 (新潮文庫)未練―女刑事音道貴子 (新潮文庫)女刑事音道貴子 花散る頃の殺人 (新潮文庫)

 

刑事もののシリーズ。

白い牙→鎖→風の墓碑銘
→の間に、短編集の「嗤う闇」、「花散る頃の殺人」、「未練」という位置づけ。

女性刑事バツイチ30代が主人公。

刑事ものは好きでよく読みますが、この刑事ものは、あまり奇をてらったところもなく、地味ですが、そのぶん、あるある、わかるわかるっていう、共感力は、かなり高いです。

孤独な中年女性(中年でもないかな?)が魅力的に書かれているのも、好きです。

事件一辺倒ではなく、ふつうに、男性社会でのジレンマ、仕事に追われる毎日、でもその合間に、出会いがあったり、家族の問題があったり。

また続編が出るのを楽しみにしています。