2013-06-11 冥土めぐり 芥川賞受賞作であり、前から気になっていた作家。 結婚後すぐに脳を患った夫。過去の優雅な生活を忘れられず、依存し続ける母と弟。 そんな家族としっかり向き合いながら、諦めつつ、淡々と生活している。 結構重たい設定でしたが、なぜかすごく共感して、読みながらすごく心が疲れている のを感じながら、読み進めてしまい、読後感はすっきりとしていた。 母親に対する違和感って、どんな女性にもあるんだろうか? 世の女性をみていると、母と娘、とっても仲が良さそうにうつるのに