ご本の虫

読んだ本、マンガ、見たドラマ、映画の記録

冥土めぐり

芥川賞受賞作であり、前から気になっていた作家。

結婚後すぐに脳を患った夫。過去の優雅な生活を忘れられず、依存し続ける母と弟。

そんな家族としっかり向き合いながら、諦めつつ、淡々と生活している。

結構重たい設定でしたが、なぜかすごく共感して、読みながらすごく心が疲れている

のを感じながら、読み進めてしまい、読後感はすっきりとしていた。

母親に対する違和感って、どんな女性にもあるんだろうか?

世の女性をみていると、母と娘、とっても仲が良さそうにうつるのに

冥土めぐり