ご本の虫

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木皿泉 昨夜のカレー、明日のパン

 

 

 

 

昨夜のカレー、明日のパン

「すいか」「Q10」の脚本家である木皿泉(夫婦で1つの名前みたいです)の初の小説ということで、買って読みました

文体に若干違和感があるところもありましたが、(カタカナの使い方とかが気になる)

話は、とってもよかった

はやくに結婚して、子供が出来る前に夫に死なれた20代後半女性が、死んだ夫のお父さん、つまり義父と同居している

この設定からして、もう大好きな感じなんですが、亡き夫、未亡人女、義父を中心に、その幼なじみや親、など身近な人をまじえたお話が続いていく

自分の生まれたときの家族との関係につまづいても、家族はやりなおせるっていう、読んでいて希望のある物語。